VOICE 《心の声》vol.2 / 岡野 凜平

BRISTOL U15 4期生 ギラヴァンツ北九州所属

Question ①

念願のプロサッカー選手としてのキャリアをギラヴァンツ北九州でスタートする事になりましたが、先ずは率直な感想を聞かせて下さい。

Voice ①

幼い頃からの夢であったプロサッカー選手になれたということが素直に嬉しかったです。それと同時に今まで僕の指導に携わってくださった多くの方々に結果という形で恩返しをしていかなければならないと思いました。

Question ②

プロ1年目の今季、1月のチーム始動からどのような気付きがありましたか。また、その気付きから何を学び、日々実践されているのでしょうか。

Voice ②

ギラヴァンツ北九州は現在J3のチームです。
日本のプロチームの1番下のカテゴリーになります。それでもみんな基礎技術がしっかりしているし、たくさん走れるし、闘えます。これはプロの世界では当たり前です。
その中で今の自分と大きく違うのはその時にできる1番いい判断がすぐできると言うこと。中盤の選手は、狭いエリアでもターンして前線の選手にパスまたは、シュートを選択します。今の僕はまず失わないことを大事にしすぎてるあまり、1番いい選択をできていません。なので相手からしたら危険な選手ではありません。相手にとって嫌なプレーを選択できる選手になりたいと思います。
その為にはボールをもらう前のポジショニング、イメージ、ボールをもらう前の体の向き、もらった後の姿勢、たくさんこだわる必要があります。

Question ③

プロ1年目の目標をずばりお聞かせください。

Voice ③

リーグ戦全試合出場。
目に見える結果を残す。
J3優勝に大きく貢献する。

Question ④

岡野選手は、大学を経由してプロ入りした訳ですが、プロを目指して行く上で大学の4年間、どのような事を意識、イメージして取り組まれていたのでしょうか。

Voice ④

大学は自分次第でどんな道にもいける。そういった場所です。大学生になると先生に怒られたり、周りから色々言われることはほとんどなくなります。20歳を過ぎれば飲酒や喫煙、ギャンブルなどあげればキリがないほどたくさんの誘惑があります。そのたくさんの誘惑に自分自身どう打ち勝つか。それがとても重要です。その中で僕は4年後自分はどうなりたいか。それを4年間ブラさずに取り組みました。

Question ⑤

岡野選手は、ジュニアユースの3年間をBRISTOL で過ごされましたが、この場所での時間は岡野選手にどの様なモノをもたらしたのか、教えて下さい。

Voice ⑤

BRISTOLでの3年間は僕のサッカー人生においてとても大事な3年間になりました。正直小学生の頃の僕は身体的にも能力的にも人より優れていたので、怖いもの知らずでした。
でも最初の頃のBRISTOLの練習ではめちゃくちゃ下手なんです。笑
相手の重心の逆を取る。ボールを受ける前の目線、受けた後のスピード、パスのスピード…これもあげたらキリがないくらい大久保さんから叩き込まれました。
僕のサッカースキルはほとんどここで身につけられたと言っても過言ではありません。
それくらい楽しくて成長できた3年間でした。

Question ⑥

BRISTOL OB にはセレッソ大阪で活躍する毎熊選手がいますが、岡野選手にとって毎熊選手はどのような存在でしょうか。

Voice ⑥

晟矢くんはBRISTOLでは入れ違いでプレーをあまり見ることはできなかったのですが、もちろん存在は知っていました。晟矢くんが長崎に入団した時、僕は大学生で長崎の練習参加によく行っていてそこで初めて晟矢くんとプレーできる機会があったんですけど、やっぱり上手くて。本職ではないSBも難なくできて、本当に凄い人です。その裏にはたくさんの努力があったんだと思います。
同じBRISTOL出身で絶対に負けたくないし、いつか必ず追い越したいそんな存在です。

Question ⑦

最後に、北九州、長崎、日本の子供達にメッセージをお願いします。

Voice ⑦

僕は身長が165cmととても小さいです。それでもBRISTOLで培った技術で日々奮闘しています。小さいから大きい相手に勝てなくて諦めてる人がいたらそれは単なる言い訳です。サッカーは身長でやる競技ではありません。小さいやつには小さいやつなりの強さがあるし技術は磨けば磨くだけ上手くなります。
僕はこれからプロの世界で結果を残し続けて小さいからプロサッカー選手を諦めかけている少年少女の夢・目標でありたいと思います。まだ小学校、中学校のサッカーチームが決まってない子がいたら是非BRISTOLに入団してください。
サッカーめちゃくちゃ上手くなります⭐︎

『 VOICE 《心の声》vol.2 』 完